10日終了週の純流入、08年以来の高水準-EPFR
11月13日(ブルームバーグ):10日終了週の世界の株式ファンドへの資金の純流入額は、米連邦準備制度理事会(FRB)が米景気刺激策を発表したことを受け、2008年4-6月(第2四半期)の終わりの時期以来の高水準となった。調査会社EPFRグローバルが発表した。
EPFRが12日付の電子メールで明らかにしたところによれば、10日終了週に投資家がEPFRの調査対象となっている株式ファンドに投入した額は150億ドル(約1兆2300億
円)を超えた。
商品セクターのファンドへの純流入は26週ぶり高水準となり、大中華圏への純流入は07年末以降で最も多くなった。新興市場への今年の流入額799億
ドルは、昨年記録した過去最大の833億
ドルを上回る勢いだ。
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