そもそも外国為替とは?
外国為替について全くご存知無い方に、「外国為替って何ですか?」と質問された場合、私はこうお答えしています。「海外旅行に行かれたことはありますか? もしあれば、最寄りの銀行か空港の銀行ブースで手持ちのお金(円)を旅行先の国のお金に換えましたよね?そのように、ある国のお金(通貨)を別の国のお金(通貨)に交換することを外国為替と言うのですよ」と。
例えば、ハワイ旅行に行くとしましょう。ハワイはアメリカの1州ですので、流通しているお金は米ドルです。出発当日までに銀行で円を米ドルに交換している方もいれば、成田空港に着いてから銀行の小さなブースに寄って円を米ドルに交換している方も大勢いらっしゃるのではないでしょうか。
この時あなたは、円で米ドルを購入するというれっきとした外国為替取引を行っているのです。そして、ハワイ滞在中、米ドルに交換したお小遣いで食事やショッピングを楽しみ、帰国の途に着いた時、お小遣いが多少残ったらあなたならどうしますか?小銭程度しか残っていなかったら記念にとっておくかもしれませんが、数百ドル・数千ドル残っていたら再び米ドルを円に交換するでしょう。つまり、今度は米ドルで円を購入するという外国為替取引をすることになるのです。
このように海外旅行を経験されたことがある方なら必ず外国為替には関わっていますし、実際外国為替取引も行っているのです。また、自給率の下がっている日本では、スーパーなど買い物に行ってもほとんどが海外からの輸入品で、それらは必ず外国為替取引を介しているので、日常的に密接に外国為替と関わっているのです。
外国為替レートのビットとオファー
外国為替証拠金取引会社(個人に外国為替取引を提供している会社)のホームページなどで外国為替レートが表示されている場合、1ドル= \100いうような1つのレートだけではなく、ドル円ならば 100.50-100.53ユーロドルならば 1.3035-1.3038、ユーロ円ならば 134.70-134.73という具合に、必ず 2つのレートがあると思います。これらは買値(ビッド)と売値(アスク、オファーとも言う)を表し、買値が左側、売値が右側です。
買いたいと思っている人の最も高い値段が買値になり、売りたいと思っている人の最も安い値段が売値になっています。つまり、あなたが買いたいと思った時には右側に表示されている売値で取引することになり、反対にあなたが売りたいと思った時には左側に表示されている買値で取引することになります。
関連ページ
為替レートの見方をわかりやすくご説明
>> 為替レートの見方
為替は「いつ」取引されているのか
株式取引は各国の証券取引所が開いている日中の時間帯しか取引ができませんが、外国為替取引は週末を除く平日ならいつでも取引が行えます。具体的には、ニュージーランドのウェリントン市場から始まり、日本の東京市場、イギリスのロンドン市場、アメリカのニューヨーク市場と朝を迎える順に取引が活発になり、ニューヨーク市場が終わると翌朝を迎えるウェリントン市場にバトンパスされます。日本時間で言うと、月曜日の朝 7時頃から、土曜日の朝 6時(夏時間、冬時間なら 7時)までが取引可能な時間帯です。
例えば、ハワイ旅行に行くとしましょう。ハワイはアメリカの1州ですので、流通しているお金は米ドルです。出発当日までに銀行で円を米ドルに交換している方もいれば、成田空港に着いてから銀行の小さなブースに寄って円を米ドルに交換している方も大勢いらっしゃるのではないでしょうか。
この時あなたは、円で米ドルを購入するというれっきとした外国為替取引を行っているのです。そして、ハワイ滞在中、米ドルに交換したお小遣いで食事やショッピングを楽しみ、帰国の途に着いた時、お小遣いが多少残ったらあなたならどうしますか?小銭程度しか残っていなかったら記念にとっておくかもしれませんが、数百ドル・数千ドル残っていたら再び米ドルを円に交換するでしょう。つまり、今度は米ドルで円を購入するという外国為替取引をすることになるのです。
このように海外旅行を経験されたことがある方なら必ず外国為替には関わっていますし、実際外国為替取引も行っているのです。また、自給率の下がっている日本では、スーパーなど買い物に行ってもほとんどが海外からの輸入品で、それらは必ず外国為替取引を介しているので、日常的に密接に外国為替と関わっているのです。
外国為替レートのビットとオファー
外国為替証拠金取引会社(個人に外国為替取引を提供している会社)のホームページなどで外国為替レートが表示されている場合、1ドル= \100いうような1つのレートだけではなく、ドル円ならば 100.50-100.53ユーロドルならば 1.3035-1.3038、ユーロ円ならば 134.70-134.73という具合に、必ず 2つのレートがあると思います。これらは買値(ビッド)と売値(アスク、オファーとも言う)を表し、買値が左側、売値が右側です。
買いたいと思っている人の最も高い値段が買値になり、売りたいと思っている人の最も安い値段が売値になっています。つまり、あなたが買いたいと思った時には右側に表示されている売値で取引することになり、反対にあなたが売りたいと思った時には左側に表示されている買値で取引することになります。
関連ページ
為替レートの見方をわかりやすくご説明
>> 為替レートの見方
為替は「いつ」取引されているのか
株式取引は各国の証券取引所が開いている日中の時間帯しか取引ができませんが、外国為替取引は週末を除く平日ならいつでも取引が行えます。具体的には、ニュージーランドのウェリントン市場から始まり、日本の東京市場、イギリスのロンドン市場、アメリカのニューヨーク市場と朝を迎える順に取引が活発になり、ニューヨーク市場が終わると翌朝を迎えるウェリントン市場にバトンパスされます。日本時間で言うと、月曜日の朝 7時頃から、土曜日の朝 6時(夏時間、冬時間なら 7時)までが取引可能な時間帯です。